占いで管理職のお悩みを解決する「ビジネスお悩み相談室」。
今回のご相談は、うつ病と診断された部下への接し方がわからない管理職の会社内での心の病気に関するお悩みです。
ココロの占いサプリでは、「ビジネスで使える管理職の占い行動学のススメ・部下と距離を縮めるヒント集」をテーマに、みなさまのビジネスのお悩み、ご相談にお答えしています。日常のお仕事でのヒントになれば幸いです。
お悩み「健康:心の病うつ」
今回の相談者様は、こちらの上田様(仮名)です!
よろしくお願いします
こんにちは!早速ですが上田様はどんなお悩みですか?
はい、部下が「うつ病」と診断されてその接し方に悩んでいます
えー心の病かぁ
大変ご心配ですね
はい、まだ初期の段階なのですがこれ以上すすまないようにするには、どのように接していけば良いのかわからないのです
男性ですか?女性ですか?
どんなお仕事されているのですか?
営業事務の27歳独身女性です
会社に出勤したから大丈夫と思っていたらまた 翌日休んでしまうとか。出勤したときは本人はとても明るいのですが・・・また出勤してこないとか・・・
本当にうつ病なのかなと考えてしまうのです
最近プチうつの方多いですよね
診断書はありますよね
はい。病院よりの診断書提出していただきました。
そうですか。心の病は今現代病です。会社内から家庭でも、男性も女性も年齢に関係なく幅広いです。SNSが普及して個人攻撃されてしまう場合もありますしイジメに発展し人間不信になったりしてうつ病となる方もいます。
人それぞれ悩むハードルが違うから他人にはたいしたことでなくても本人には悩み深いこともあるのです。
私もうつ病になるかもしれないです
では、私の経験もお話しながら解決していきましょう
今回の相談者様のお悩み
上田様の今回のお悩みは「うつ病と診断された部下への接し方がわからない」というお悩みです。
上田様は老舗食品メーカーで本社営業課長をされています。部下は営業が8人全て男性です。事務は女性が2人(勤続20年の40歳と勤続2年の27歳)です。この27歳女性の一人がうつ病と診断されました。
出勤してるときは明るくて誰とでも会話するのですが、翌朝になると「本日体調悪く休ませてください」と電話連絡あり先月は出勤できた日数が10日間しかなかったそうです。いつも体調悪い・・・朝起きれない・・・足が会社に向かない・・・そんな行動を心の病と診断されて「うつ病の初期症状」ではないかと診断されたそうです。
その女性、何か出勤したくない理由あるのかな?
判断難しいですね~
いいかげんな性格、仕事なめてませんか?
ほんとうにうつ病なんですか?
診断書の判断基準は分かりませんが、私も周囲も彼女に振り回されているのが現状なんです
祐生先生のアドバイス
私も会社勤務時代に同じような事を何人か経験したことがあります。
女性事務職の寿退社による中途採用で大手求人誌に掲載して採用しました。採用してすぐ教育期間中に「通勤の電車に乗れず出勤意欲がわかない!」が何日も続きなかなか出勤してこなく前任者よりの引継ぎに困難が生じてきました。
(後から理由を確認すると「これから一人で営業事務をやっていかなければならない!やっていけるのだろうか!」とのプレッシャーによるこころの葛藤が原因でした。
また人材派遣会社よりの採用女性で苦労したことがあります。採用後まもなく全く連絡なく何日も出勤してこなくて契約上本人への電話連絡もできず人材派遣会社を通じて本人との連絡をしていただくのですが「明日からは出社します」と派遣会社から回答いただいて出勤されたとき彼女に ヒアリングしてランチご一緒して「もう大丈夫です!」と明るく返事もらったのに・・・また翌日から同じように1週間出勤してこなかったことがあります。
後日メールでこの女性から「うつ病」の診断書が届きましたが1か月彼女に振り回された経験があります。(その後派遣会社より他の女性を紹介されましたが先方でも人材データーではわからなかったと謝罪いただきました)
またあるときは、別の人材派遣会社より採用して初日だけ出勤されその後人材派遣会社でも連絡がとれなくなった方がいます。
こんなこともありました。
ハイテンションと無気力を繰り返す「そううつ病」のお客様が会社事務所に押しかけたり夜中でも私の携帯電話に連絡してくるなど対応に苦慮したことがあります。
「そううつ病」は「そう状態」になると眠らなくても活発に活動して自分が偉大な人間だと思い込みとても気分が良いので「心の病」だと感じていません。
逆に「うつ状態」になると無気力になったり楽しみ喜びを感じなくなったり前向きな行動ができなくなります。
原因はさまざまなことがあります。職場での環境、人間関係、大切な人との別れ、家庭内トラブル、プレッシャー、ストレスなど要因はたくさんありすぎて解決の糸口をみつけるのは簡単ではありません。
占いで「うつ病」と診断されたかたの性格を読み解く
では、今回彼女がなぜ「心の病」となってしまったのか、どんな心理状態だったのか生年月日による占いで外面性格や内面の性格を読み解いてみましょう。
九星気学による部下の方の鑑定結果
<鑑定>
部下の方の生年月日
1990年11月6日生まれ
<九星気学による鑑定>
本命星 一白水星
月命星 九紫火星
傾斜星 乾宮六白金星
同会星 二黒土星
最大吉方 三碧木星・四緑木星
✅ 傾斜星から心の持ち方とか考え方、潜在能力や隠れた才能が分かりオモテから見えていない潜在部分がわかります。
✅ 同会とは周りから求められている役割とか印象イメージです。同会を活用していくことで傾斜星の隠れた才能を開花させてり伸ばしたりできます。
九星気学鑑定
鑑定結果から読み解く性格
本命星に一白水星、傾斜星に乾宮六白金星を持っている部下の方の性格は、どんな環境でも適応力があり芯が強く考え深く忍耐力はあるため気苦労が多いです。しかし自分に自信を持てず周囲の評価を気にしすぎるあまりに悩みが打ち明けられず精神的に孤独感を感じるところもあります。傾斜星から内面はプライド高く向上心と責任感があり真面目な方です。同会星が二黒土星なので周囲からは地道な努力家で気配りができる方と見られています。
四柱推命による部下の方の鑑定結果
<四柱推命による鑑定>
「命式」
日柱 | 月柱 | 年柱 | |
乙亥 | 丙戌 | 庚午 | 干支 |
傷官 | 正官 | 通変星 | |
印綬 | 正財 | 食神 | 蔵干通変星 |
死 | 墓 | 長生 | 十二運星 |
四柱推命は陰陽五行説をもとに人が生まれながらに持っている性格、能力、素質を知ることができ占いの帝王と言われています。生年月日から十干、十二支を年(生まれ時間が分からない場合三柱でみることもできます)月、日,時にあてはめ4つの柱(四柱)で読み解きます。この表したものを「命式」と呼ばれています。
四柱推命鑑定
<四柱推命から読み解く性格<>
上記の命式より部下の方は通変星に傷官と正財を持っているので繊細でデリケートな完璧主義者です。毒舌だけど自分自身は傷つきやすく神経質な方です。また他人への気配りも高く真面目すぎて物事を重く受け止め自問自答しやすい方です。傷官と正財を持っている人は心は繊細で真面目なので自分自身を追い込んで悩んだり思いつめたりしやすいのが特徴です。
十二運星はその人の生き方を見ることができます。命式に「死」「墓」を持っているので探求心があり几帳面でストイックな人です。
十二運とは人生の強弱を表し性格、才能、生き方がわかります。「絶、死、胎、病、墓、養、沐浴、衰、長生、冠帯、建禄、帝旺」の12種類に分類され人がおなかに宿ってからあの世に還るまでの人生ストーリーを表しています。
うつ病になりやすい人と占いから読み取る性格を照らし合わせてみよう
うつ病になりやすい人の性格は
①真面目で義務感、責任感がとても強い
②会社人間で仕事熱心
③完璧主義で几帳面な凝り性
④周囲を必要以上に気にする
⑤ストレスをうまく発散できずためこみやすい
など心のバランスが崩れたときあらわれてくると言われています。
今回の相談者様の、「部下の方の九星気学と四柱推命から読み解く性格」と「心のバランスを崩しやすい方」とを照らし合わせてみると、真面目な完璧主義で物事を深く考え周囲との和を重んじ気配りしすぎて自分を追い込んでしまうところが心のバランスを崩しているのではないでしょうか。
この星を持っているから「うつ病」になるわけではなく責任感があり仕事熱心なのだと思います。
人は適当な息抜きが必要でストレスためず自分自身を追い込みしすぎないことが大切です。
うつ病と診断された部下への接し方
部下の方には「頑張れ!」などプレッシャーを与えないことが大切です。
本人の性格から過度の責任感から解放してあげることが今は大切です。
まずは意見でなく話を聞いてあげるだけでよいでしょう。
ひとりじゃない寄り添ってくれるひとがいつもそばにいてくれると感じる環境をつくることが大切です。
私の会社勤務からの経験で学んだことがあります。退職による中途採用をして退職者から引継ぎをしてるとき突然採用した方が出社しなくなったことがあります。理由は今後一人でやっていかなければならないので頼る人がいなくなりそのプレッシャーに押しつぶされてしまったのです。もちろん上司がいるのですが採用時から上司が面接して決めたわけではないので引継ぎ時でも上司は中途採用者に暖かい声をかけるわけでもなくむしろ無言プレシャーをかけ続けたからです。
結果せっかく採用したのですが退職してしまったので次回からは上司が面接して数人を選別して最終決定で私が面接して採用を決めることとしました。どんなに仕事ができると判断しても人間関係ほど複雑なことはありません。
今回のお悩みの「うつと診断」された方への接し方は、部下の方は責任感があることはとても良いことですが「ひとりで全てを背負わなくてもよいのだ。」と感じる環境をつくり「部下の方へアドバイスや意見を言うのではなくだだ聞いてあげる」ことからはじめてはどうでしょうか。
悩みやすい人って占いからでもわかるのですね
そうなんですね。責任感とプレシャーがキーワードですね!
そうです。仕事が出来る人ほど挫折に弱いですし、うつになりやすいのですよ
私は大丈夫だぁ~
ありがとうございました。どう接していいのか分からず話も聞かず逃げていました!すぐに話だけきいてみます!
人の心の内は本人しかわかりません。本人もわからないときがあります。他人からは些細なことも本人にとっては大きなことの場合あります。大きくなる前に小さな事から眼をそらさず摘み取っていくことが大切です。ひとはひとりでは生きていけないし、まわりの支えがあって前に歩いていけるのです。
プラスの性格も境界線を超えるとバランスを崩してマイナスの要因となってしまう。
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